帽子の手入れ
帽子の手入れで寿命を長くしよう
スーツと合う帽子を見つけたら、なるべくこまめに手入れを行って長持ちさせましょう。これは帽子に限った話ではなく靴やめがねなどにも言えます。 手入れを充分に行ったものとそうでないものとでは寿命に1.5倍〜2.0倍近くの差が出てきます。 今回は帽子をあげていますが、ヘアアクセやジュエリーなども同様にお手入れやどれだけ大事に保管しているかで物の寿命がかわります。また、気に入ったデザインやファッションのものはいつまでも大切にしたくなりますよね。 大切に扱った分だけ衣服はそれに応えてくれるので、面倒くさがらずに毎日の手入れをしてあげましょう。下記に代表的な帽子の材質とその手入れ方法をご紹介していますので、是非参考にしてください。
レザーハットの手入れ
レザーハットは手触りが良く、スーツと一緒に着こなす人も多いタイプの帽子です。革製品は布に比べて上部で長持ちしやすい材質ですが、湿気や水には弱いので、雨天時や湿気の多い日は一日に一回は手入れをしてあげましょう。まずは帽子表面のホコリを乾いた布で綺麗に拭き取り、こびりついた汚れは石けんを溶かしたぬるめのお湯を少量だけ垂らして皮の表面に傷かつかない程度の力でこすり、綺麗に取ってあげましょう。ぬるめのお湯を使って汚れを落としたらすぐに乾いた布で水気を完全に拭き取り、皮用のクリームで表面にツヤを出してピカピカにします。市販されているクリームの中には着色も兼ねているクリームもあるので、所持している帽子の色に合わせた色から着色しないタイプのケアクリームを購入しましょう。布帽子の手入れ
布の材質でできた帽子は手入れをせずに使用し続けると次第に布から糸がほつれ出て、そこから徐々に内部が露出していきます。こうなってしまうと手入れだけでは修復不可能となり、最終的には専門の業者になおしてもらうしか手がありません。そうならないためにも、布表面を定期的にブラシで整え、表面についたホコリと汚れを落としてあげましょう。布帽子は見た目より上部なので多少手荒く扱ってもそう簡単には壊れませんが、手入れをする時は力をいれてブラッシングしたり力強く叩いて布表面にダメージを与えないようにしましょう。布は皮と同じように水には弱いので、水で濡れたら必ず水気を完全に拭き取るよう心掛けることもお忘れなく。フェルトハットの手入れ
フェルトハットは手で折りたたんで持ち運んでも形状が崩れにくい丈夫な帽子で、スーツ+帽子のスタイルとしては一番目にする帽子だと思います。フェルトハットは他の帽子に比べてツバの幅と広く帽子の頂点部分がへこんでいるのでホコリ・ゴミがたまりやすくなっているので、ブラシを使ってのホコリ・ゴミ取りが基本的な手入れ方法となります。ツバにそってブラシをかけて表面の毛並みを綺麗に整え、目立つゴミがあれば手で優しくこすって取り除きましょう。ベンジンなどのシミ抜きを使えば表面にしみついた汚れも取り除くことができるので、どうしても落ちないゴミ・シミはベンジンを使用してみましょう。recommend
2022/6/23 更新
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