紳士服の手入れ
スーツのケアで大事に保存
メンズファッションとして日常的にスーツを来ている人はおそらく少数で、ビジネスとして着用している人のほうが圧倒的に多いと思われます。スーツ=ビジネスというイメージもありますが、男性社会人で一番長い時間着用されているのは間違いなくスーツ(社服)でしょう。長く着用する、着用する機会が多い衣服だからこそ手入れをしっかりと行うべきだと言えます。このページでは紳士服(スーツ)の手入れ方法についてご紹介します。
男性用服装にありがちな修理
衣服全般で考えればしまい込んだ冬服が虫食いにあったり洗濯によってサイズが縮んだりするケースはよくありますが、男性用衣服において一番多い修理は縫い込んだ部分の糸がほつれたり何かとがった部分に衣服をひっかけてそのままビリビリと生地を破いてしまうケースです。女性に比べて男性の服は多少丈夫な材質が使われている+丈夫な作りになっているものが多いのですが、男性が行う作業においては何かの拍子に服が破けたりするのは差ほど珍しくはありません、特にタバコを嗜んでいる人で火がついたままの灰が衣服に落ちてコゲ痕がついたり穴を開けた経験を持つ人は多いのではないでしょうか。
プライベート用の服装であれば着用をやめて別のものにしたり新しく買い直すという手段がありますが、スーツで上記のようなトラブルがあると目も当てられません。スーツは他の洋服と違って漂白をかけることはまずありませんし、他の衣服と混ぜて洗濯をすることはできません。クリーニング屋に持っていって匂い取りや汚れを落とすしかないので、目立つ汚れや糸のホツレがでると面倒なことになります。こういったトラブルは日頃の手入れを疎かにしたことから発生するケースが多く、その分スーツの寿命が短くなっていることをご存じでしょうか。服の寿命はその使用者の手入れによって大きく変わるので、なるべく長い期間使用したいと思うのならば適切な手入れをしてあげるべきなのです。
自宅でできる基本的なスーツの手入れ
ポケットの内側に穴が開いたり、自宅の薬品では落とすことができない汚れがついた場合は素直にクリーニング屋に頼むのが一番ですが、なるべく寿命を長持ちさせるために自宅でも簡単に行える手入れは欠かさないようにしましょう。スーツの手入れとして基本となるのはブラッシングで、スーツ着用後にブラッシングをかけるかどうかで寿命の延びが大きく変わることをまず覚えておきましょう。スーツは基本的にハンガーに吊して置いておくものなので、間違っても折りたたんでしまい込むようなマネはしてはいけません。ハンガーに吊したスーツは専用のブラシで表面が傷つかない程度の力で上から下に優しくブラッシングし、表面についた汚れを下に落としましょう。これは表面の毛を同時に整える役目もあります。スーツの色は黒か灰色、紺が一般的ですが、汚れが目立たないからと言って食事のこぼし痕や飲み物のシミを残しておくとその部分の生地が傷んで虫食いで穴が開く危険性が増すので、完全にシミになってしまう前にクリーニングに出すことをオススメします。水気のあるシミの場合、光に反射して逆に目立つこともあるのできちんと汚れを落としてもらうようにしましょう。スーツはもともと清潔感のある服装なので、間違っても臭い匂いや汚い汚れが目立つようなスーツにしないように手入れをちゃんとしてあげることです。
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最終更新日:2020/6/19